今回はボードゲーム紹介第二弾です!
といっても、2連続でカードゲームになっていますが(笑)
軽めのものから紹介していって徐々にテーブルゲームの沼に引き込もうといった魂胆です( ̄▽ ̄)
こんな人にオススメ
・ブラフ/はったりが大好き!
→前回紹介した【コヨーテ】とくらべて、よりブラフ要素が増えています!
(【コヨーテ】は自分の数字が正確にわからないままではったりをするのに対し、【ごきぶりポーカー】ではプレイヤーの意志でうそをつくかどうかが選択できます!)
・軽口をたたき合えるゲームがしたい!
→【ごきぶりポーカー】は【コヨーテ】より少し意地悪なゲーム性になっています。メンタルが弱めの人や、対等な関係でない人が場にいると白けてしまう可能性もありますが、楽しめる人とプレイするとめちゃくちゃ面白いです!
概要
プレイ人数:2~6人
※個人的には4、5人がベストだと思います。
概要:自分の手札をほかのプレイヤーに押し付け合う。ミスをするとカードが自分の前にたまっていき、押し付けられた札がある条件を満たすと負け。
※勝者を決めるゲームではなく、たった一人の敗者を決めるゲームです。少し意地悪ですね(笑)負けると本当に悔しいので、「もう一回やろう」という気持ちになりやすいゲームです!
内容物:カード64枚
コウモリ、ハエ、ゴキブリ、カエル、ネズミ、サソリ、クモ、カメムシの8種類のカードが各8枚です。
※カードの裏面は次のようになっているので、ゲーム中も8種類を確認できます。また、表面の四隅にはそのカードの種類のマークが載っていますよ。
ちょっとだけ詳しいルール
準備
・みんなで輪になって座る。
・64枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに配り切る。
・スタートプレイヤーを決める。
ゲーム開始!
1.
スタートプレイヤーは自分の手札から1枚選び、「このカードは○○(カードの種類)です」と宣言して任意のプレイヤーに裏返しのまま渡します。このときうそをついてもオッケーです。
2.
受け取ったプレイヤーは以下の2つの行動のうちいずれかが選択ができます。
①カードを渡してきたプレイヤーの宣言が「本当」なのか「うそ」なのかを答え、カードを表にして確認する。
→受け取ったプレイヤーの回答が正しかった場合そのカードは渡してきたプレイヤーの前に置かれ、誤っていた場合そのカードは回答したプレイヤーの前に置かれます。
※ミスをして、自分の前に置かれたカードは手札とは区別します。
②「確認します」を宣言し、自分にだけ見えるようにカードを確認します。そして、まだカードの内容がわかっていない任意のプレイヤーを指名し、「このカードは△△です」と宣言して渡します。この△△の宣言では、自分が渡されたときになされた宣言と違う種類を宣言してもいいですし、本当のことを言ってもうそをついても構いません。受け取ったプレイヤーが2の流れを繰り返していきます。(最終的に誰かの前にカードが置かれることになりますね。)
3.
誰かが2‐①でミスをしてカードが置かれると、ミスをしたプレイヤーが新たなスタートプレイヤーとして1からの流れを新しいカードで再開します。
敗北条件
誰か一人が次の条件のうち一つでも満たすと負けになり、ゲームは終了します。
Ⅰあるプレイヤーが同じ種類のカードの4枚目を押し付けられたとき
Ⅱ自分がスタートプレイヤーになったときに手札が一枚も残っていないとき
※上記の3で書いたようにミスをすると自分がスタートプレイヤーとなり手札が減っていきますね。ミスしすぎるとカードのそろい方にかかわらず敗北ということです。
Ⅲあるプレイヤーがすべての種類のカード(8種類)をおしつけられたとき
やってみよう(お試しプレイ)
あなたの手札はカエル2、コウモリ2、ゴキブリ1。相手の前にはたくさんカードがたまっており、クモとカエルのダブルリーチがかかっています。
もしあなたがスタートプレイヤーならば、「どの」カードを「何」と宣言して押し付けようとするでしょうか?
①手札の「カエル」を「カエル」と宣言してわたす。
→相手があなたを疑って「嘘だ」と宣言したら相手の宣言は失敗。カエルは相手の場のカードとなり、敗北条件Ⅲにより相手は敗北します!
②手札の「カエル」を「クモ」と宣言してわたす。
→相手があなたを信じて「本当です」と宣言したら相手は敗北。
③手札の「コウモリ」を「クモ」または「カエル」と宣言してわたす。
→相手はおそらく「クモなのかカエルなのか」と悩み始めます。見当違いに悩んでいる様子を楽しめるうえに、うまくいけば「カエル・クモ・コウモリ」のトリプルリーチに相手を追い込めます。
実際のプレイでは、自分の手札と相手の場のカードに加えて、自分の場のカードまで考慮するので、もっともっと楽しいですよ!
アドバイス
・敗者を一人だけ決めるゲームなので、弱者を徹底的に狙い撃ち!
・「確認する」は慎重に使う
初心者はついつい勝負を避けて「確認する」を宣言してしまいがちですが、考えなしの「確認する」は大悪手!
「確認する」の宣言は、勝負する相手を「渡してきたプレイヤー→次のプレイヤー」にする行動なので、渡す側からすると安牌になってしまいますね。
「確認する」を宣言しがちな人として認識されると狙い撃ちされてしまいます。
・8枚すべての居場所を確認できるカードはないかを常に確認
自分の手札と、場に出ているカードを数えてすでに8枚あったとしたら、その種類のカードを宣言は全てうそだとわかりますね。
最後に
慣れてくると、宣言が嘘か本当かだけではなく、カードの種類がピンポイントでわかることもあるこのゲーム。逆に、追い込まれると何のカードで狙われているか全くわからなくなるところも面白いです。
同じ種類のカードでも絵柄が微妙に違うのも個人的には嬉しいポイント!
皆さんもぜひ遊んでみてくださいね!
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