部屋の片づけをしていたら入試の成績とテキストの山があったので、動画を撮りました。合格した人の話はたくさんあるけれど、ギリギリ不合格の話はあまりないかもと思って。誰かの参考になればうれしいです。(発掘された分だけなのでおそらく全部ではないですが、下記のものは東大受験生ならばすべておすすめです。私の友人も大体持っていました。)
※大学入試で一番怖いのは「多くの人は知っているのに自分は知らない」です。まずは有名なものを仕上げることが大切。
※だいたい簡単な順に並べているつもりです。
動画
数学
東大の実際の過去問を取り扱った参考書は注意して使うこと。(過去問演習のときに初見の問題でなくなる。)
最後の『大学への数学』は月刊誌。
物理
『標準問題精講』は、名前に反して標準よりかなりハイレベル。
東大物理は単元や難易度によってかなり点数が上下してしまう。(解答の一歩目がわかりにくくまるまる落としてしまうこともあった。)安定させるにはかなりの実力が必要。演習量はもちろんだが、教科書に戻って定義や公式の導出などの確認を重視したい。
化学
『化学の新研究』を読めば、「自分の知らない知識はみんなも知らない」と思えるはず。
無機や有機の暗記事項や、定型問題をしっかり処理できれば物理より圧倒的に安定する。
英語
単語・文法・読解・英作文・リスニングなど総合力が試される。
単語・文法あたりは独学でもなんとかなるかもしれないが、読解や英作文はもろに教師の力の差が出ると思う。(私の学校には英検1級の先生や、ネイティブの先生が多数いらっしゃったので大変ありがたかった。)
テキストは1冊やりこむべきとされているが、私の場合、英単語帳は気分を変えながらいろいろ使った。(1冊選ぶとするなら『システム英単語』)
私の学校では、ラジオの基礎英語から始まりTEDまで続いた、音読&シャドーイングの指導や、様々な大学の過去問を使った精読法や速読法の指導により多くの生徒が力をつけていたように感じる。
国語
国語の対策は難しく感じるかもしれないがやるべきことはシンプル。
現代文は優秀な参考書が少ないので、過去問と『標準問題精講』をじっくり解けばよい。(じっくり議論・添削できる友人や先生が必須)
古文漢文は文法・単語を暗記してしまえば、劣化英語のようなもの。(日本語だからと甘く考えると点数は伸びにくい。外国語を習うつもりで勉強すれば覚える範囲の狭い英語のようなものだと気づけるはず。)
二次試験には使えないが、センター試験(共通テスト)のテクニック本を読んでおくと、追い込まれたときの精神安定剤となった。
地理
地理は80点取れるようになるまでが速いが満点取るのは至難の業。(地理オリンピック日本代表になった友人でさえ満点を逃すこともあった。)世界史・日本史は積み重ねが必要だが、一度完成すれば満点もそこそこ出せる。(理Ⅲに行った友人が、休み時間で1年分解いており戦慄した。)
迷うかもしれないが、正直東大入試におけるセンター試験(今は共通テスト?)の点数はかなり圧縮されるので、純粋に好きな科目を選んでよい。
私は上記3冊+学校で指定された国名(首都・位置含む。確か140か国くらい)と産業、主要作物ランキングの暗記をして、本番81点だった。
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